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勉強のコツ 15

 今回は、先月も取り上げたやる気に関する話をもう1つ紹介します。「休みの日はごろごろしてしまう…」「まず勉強に向かうことが出来ない…」という方は必見です!

 

 やる気を起こすにあたって、一番大切なのは「寝起き」です。紙面上詳細は省きますが、ある実験によると、寝起きに何か1つ行ったグループと、2度寝などベッドでしばらく過ごしたグループでは、1日に出来た仕事量に大きな差が出来たそうです。

 

 では寝起きに何をすれば良いのかというと、何でも良いのです。布団を整えたり、ラジオ体操をしたり、犬の散歩に行ったり…何か1つで良いので、朝起きたらまずすることを決めて実行してみましょう。ちなみに、勉強に活かす場合は寝起きに体を動かす何かしらの行動をすると良いとされています。

 

 ちなみに、東京大学で脳科学を研究している池谷裕二教授によると、「やる気という言葉はやる気のない人によって作られた虚構」であるそうです。これは、やる気というものが、そもそも私たちの脳内にあるものではないこと。そして、何か作業を始めて気分が乗ってきたり集中できたりする状況を「やる気が出た」と勘違いしているということだそうです。

 

 つまり、そもそも「やる気がないから出来ない」という状況は、「そもそも何も始めていないからやる気が出ていないだけ」であると言うことが出来ます。

 

 前回と今回の話をまとめると、「やる気は行動することで起こるもの。まずは寝起きに何か簡単な行動を起こし、勉強では小さな目標を立ててみたり、まずは1ページでもやってみたりするところから始めよう。」ということになります。

 やり始めるまでは面倒に思うかもしれませんが、いざやり始めてみると意外と集中出来たりします。まずは机に向かうことから始めてみましょう!

スタッフ日記 2021.12.07

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