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勉強のコツ 6

 今回は勉強の中でも大切で見落としがちな「休憩の仕方」についてお話します。

 東京大学の池谷教授の実験によると、勉強している中学生のガンマ波を測定したところ、適度に休憩を挟んだ人は最も集中力が回復していたそうです。また、イスラエル工科大学のラビー教授によると、人の集中力は90分サイクルで、90分ほどで脳の活動レベルが休息を必要とするほどに下がってしまうそうです。

 

また、様々な休憩に関する研究結果から勉強効率を上げるための休憩方法について考えてみると、@ボーっとする、A仮眠をとる、B軽く体を動かす、の3つが良いと言えます。

 

まず@ボーっとするですが、単語の暗記で授業のあとに休憩を挟んでテストをする場合、休憩の過ごし方を⑴何もせずボーっと座っている⑵ラジオを聞いて覚える⑶ビデオを見て覚える⑷ゲームをする⑸数学の問題を解く⑹雑音中のピアノを聞くという6つのグループに分けた実験で⑴の何もしないグループが1番の成績を上げています。

 

次にA仮眠をとるですが、NASAがパイロットを対象にした実験によると約30分の仮眠をとった人は、お昼以降の認知力(理解・判断・論理の力)が34%向上、注意力が54%向上したという結果があります。他にも10分間の睡眠で認知力が回復したという実験結果や、45分の昼寝で午後から脳と体のパフォーマンスが向上したという実験結果もあります。

様々な実験結果をまとめてみると、10分〜20分の睡眠で集中力や認知力が回復または向上し、勉強の場合は長くても30分以内の睡眠がおすすめです。簡単に眠れない人は、目をつぶっているだけでも効果があるようです。

 

最後にB軽く体を動かすですが、実はこれが最も学習効率を上げる休憩法です。ブルゲンライト応用科学大学の実験では、休憩時間を⑴軽い運動⑵リラックス⑶座る(座りながら何をしても良い)⑷休憩なしのグループに分けたところ、運動を行うと疲労減少、活力増加、知覚能力の改善が見られ、どのグループよりも休憩の効果があったそうです。運動の内容はストレッチや散歩などで効果を得られるようです。

 

 ちょっとした休憩にはボーッとしたり、軽く散歩をして、長い勉強の合間には仮眠を取るような形が理想なのかもしれませんね。

 

 逆に休憩中に一番してはいけないことはスマホを見ること、特にSNSを見ると数多くの弊害があることは世界中の様々な実験で証明されています。

 勉強方法は勿論、休憩についてもしっかりと考えてくださいね!

スタッフ日記 才塾 久米田校 2021.03.05

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