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勉強のコツ 3

今回は脳科学等の学術的な観点からみた、勉強に向かうためのテクニックを3つご紹介させて頂きます。

 

@先に勉強に必要なだけを机の上に出す。

何か作業をする時は、出来るだけ決定の回数を減らすことが大切です。人は決定を重ねるごとに脳が疲弊して集中力やモチベーションが下がりやすくなるので、あらかじめ勉強するテキストのページを開いておくことをおすすめします。用意するタイミングは勉強を始めるある程度前、ご飯のあとで勉強するならご飯の前に出しておく…といった具合です。また、事前にこれをすると決めておくことで、内容が頭の中に入りやすくなるという作用もあります。

 

Aスマホの電源を切って遠くにおく。

テキサス大学で行われたスマホと勉強に関する研究では、スマホを持っているグループ、電源を切って机にしまったグループ、電源を切って遠くに置いたグループの3つで学習効率について調査されています。結果は、スマホの電源を切って遠くに置いたグループが最も高い点数を出し、スマホを持ったグループと電源を切ったグループはそこまで大きな違いはなかったそうです。勉強する間は家族に預かって貰うというのも1つの手ではないでしょうか。

 

B1分だけでも良いからとにかく勉強机につく。

人間が持つ特性の1つに作業興奮というものがあります。例えば、ゲームをするときに、30分だけ…と思っていたらいつの間にか1時間経っていたり、勉強や仕事で、実際やるまでは嫌な気分だったけど、やってみると思っていたより集中出来て進んだ…といったような経験はありませんか?それを引き起こすのが作業興奮です。作業興奮は、人間がいざ何かの作業を始めると、脳からやる気を出すドーパミンが分泌されるため起こります。それを引き起こすために、勉強のやる気がなくても先に準備をしておいた机に向き合って、まずは座ってみることが大切なのです。

 

是非これらのテクニックを使って、勉強に向かう習慣作りなどに役立ててみて下さい!

スタッフ日記 2020.11.30

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