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勉強のコツ 7

今回は勉強中にやってはいけないことについて取り上げます。

 

@長時間座りすぎる

カリフォルニア大学の研究によると、座り続けて3時間を越えたあたりから内側側頭葉という、脳の記憶を一時的に保存する海馬を含む場所が薄くなっていくということがわかっています。自分で勉強する時には1時間に1回程度は休憩で立ったり歩いたりストレッチをすることをお勧めします。

 

A口呼吸

ラドバイド大学の研究によると、鼻呼吸は口呼吸と比較して認識記憶を増加させるそうです。また、ノースウェスタン大学の論文でも、鼻呼吸をすると大脳辺緑系や扁桃体、海馬などが活性化することが記されています。

瞑想で集中力が高まるのはゆっくりと鼻呼吸をするからなのかも知れません。

 

Bスマホを近くに置く

前回の勉強のコツでも休憩中にスマホを触ること、特にSNSなど誰かとコミュニケーションと取ることはせっかくの勉強に弊害をもたらすことを書いていました。実際にテキサス大学の研究では、スマホの電源のON,OFFにかかわらず近くにスマホがあると集中力が下がることがわかっています。テスト期間や受験勉強の際は、決まった時間以外はスマホの電源をOFFにして、集中したいときは別の部屋に置いたり保護者の方に預かって貰うようにすると、やるべきことに集中しやすいと言えます。

スマホをどうしても触ってしまう場合は、誰かに預ける以外にも、タイムロッキングコンテナという指定した時間までスマホを取り出せなくするグッズもありますので、是非検討してみて下さい。

 

C誰かと会話しながら勉強する

誰かと勉強をしたり、気分転換に話したりすることもあるでしょう。しかし、勉強の合間に誰かと話をしてしまうと、勉強した内容よりも会話の内容が頭に残ってしまい、勉強効率が大きく下がります。誰かと話したりするのは問題を解き終わった時などではなく、勉強した内容を自分の中で整理しきって少し時間をおいてからの方が良いでしょう。

 

せっかくの勉強時間を無駄にしないために、しっかりと体制を整えて勉強しましょう!

スタッフ日記 2021.04.07

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